お知らせ
温の養生日記 Vol.38「『つらい』を当たり前にしない女性の養生《生理痛・更年期》」

「生理痛は、みんなあるもの。」
「更年期だから、仕方がない。」
「つらいけれど、病院に行くほどではない。」
そんなふうに、女性特有の不調を我慢していませんか。
日本では、生理痛や更年期の不調を
「年齢のせい」
「体質だから」
と受け止め、つらくなってから対処する方も少なくありません。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
「痛くなってから」ではなく「痛くなる前」から
中医学には、
「未病先防(みびょうせんぼう)」
という考え方があります。
病気になってから治すのではなく、まだ大きな不調になっていない段階から、体のバランスを整えておく。
冷え、疲れ、イライラ、眠りの変化、生理前の不調、周期ごとの痛み。
「これくらいなら大丈夫」
と見過ごしている小さな変化も、体からのサインとして受け止める。
それが、未病先防の考え方です。
生理痛を「当たり前」にしない
生理のたびに痛み止めが手放せない。
毎月、生理前になると体調が大きく崩れる。
そんな時、痛み止めでその場の痛みを和らげることも必要です。
ただ、痛みを一時的に抑えるだけで、症状に蓋をするようなケアを繰り返すのではなく、なぜ痛みが起こるのか、自分の体に目を向けることも大切です。
- 冷えはないか
- 巡りは滞っていないか
- 疲れが溜まっていないか
- 栄養は足りているか
- 睡眠やストレスはどうか
痛みだけを見るのではなく、体全体の状態を見つめてみる。
毎月繰り返される不調だからこそ、
「今月も仕方ない」
で終わらせず、次の周期に向けて整えていく。
それが、未来の自分へのケアになります。
更年期は「終わり」ではなく、第二の黄金期へ
そして、もう一つ知ってほしいのが、閉経を迎える時期の捉え方です。
中医学では、閉経を
「絶経(ぜっけい)」
と呼び、女性の体が大きく変化する節目として捉えます。
これを、単なる
「老い」や「女性としての終わり」
と考えるのではなく、
「第二の黄金期」
として、これからの人生を健やかに楽しむための転換期と考えてみる。
だからこそ、更年期になってから慌てるのではなく、その前から体をいたわり、自分自身の土台を整えておくことが大切です。
症状が出る前から、自分をいたわる
冷たいものを摂りすぎない。
睡眠を大切にする。
毎日の食事を整える。
適度に体を動かす。
疲れたら無理をしない。
そして、いつもと違う変化を感じたら、早めに専門家へ相談する。
特別なことをする必要はありません。
今の自分の体に目を向けること。
小さな変化を見逃さないこと。
それが、これからの健やかさを守る第一歩です。
——
おくすりsalon温から、女性の人生の節目に寄り添う内側からのセルフケアを。
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