お知らせ
温の養生日記 Vol.12「見逃されやすい“隠れ貧血”」

なんとなく続く不調。
でも検診では「貧血はありません」と言われる——
そんな経験はありませんか。
- いつも頭が重い、痛みが出やすい
- 気づくと身に覚えのないアザがある
- 疲れが抜けず、回復に時間がかかる
- 朝がつらく、すっきり起きられない
これらの状態が続いている場合、それは「隠れ貧血」のサインかもしれません。
隠れ貧血とは、血液検査では見逃されやすいものの、体内の鉄の貯えが不足し、血を十分につくり、巡らせる力が落ちている状態です。
東洋医学で見る「血」の乱れ
東洋医学では、血が不足した状態を「血虚(けっきょ)」、血の流れが滞った状態を「瘀血(おけつ)」と考えます。
瘀血があると、血虚の症状に加えて、
- 目の下のクマ
- 青あざができやすい
- 肩こり
- 月経痛や下腹部の重さ
といったサインが現れやすくなります。
つまり血は、ただ存在していればよいものではなく、量・質・巡りが整ってこそ、本来の働きを発揮します。
血を整えるには「増やす」+「巡らせる」
根本的な改善のためには、血の量を補いながら、滞りなく巡らせていくことが欠かせません。
その運動、今の体に合っていますか?
汗をかくことは気持ちがよく、ストレス解消にもなりますが体の状態によっては注意が必要な場合もあります。
例えばランニング。
着地時の衝撃によって赤血球が壊れやすくなり、貧血を助長する可能性があるとも言われています。
また、大量に汗をかく運動では、鉄をはじめとするミネラルが失われやすくなります。
すでに血虚傾向がある方は、知らないうちに状態を悪化させていることも。
今は「頑張る」より「いたわる」
運動習慣は大切ですが、体調がすぐれないときや、気分が乗らないときは、思いきって休むことも養生のひとつ。
血は、 休息と安心の中で、静かに育っていきます。
血は、女性の美しさと健やかさの土台。
気づいた今が、整えはじめるタイミングです。
次回以降も、女性の不調と深く関わる 「血」 について、さらに詳しくお話ししていきます。
血が巡ると、心も体も、軽やかにほどけていく。
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