お知らせ
温の養生日記 Vol.10「『血』が不足するとどうなるの?」

なぜ女性にとって、「血」はそれほど大切なのでしょうか。
東洋医学では、「血の不足」は、血虚(けっきょ) と呼ばれます。
これは、いわゆる貧血の状態ですが、 単に「量が足りない」だけでなく、血の質の低下も含んだ状態を指します。
「血虚」で現れやすいサイン
血が不足すると、体のすみずみまで栄養やホルモンが届きにくくなり、次のような不調が現れやすくなります。
- 手足が冷えやすい
- 疲れやすく、顔色が冴えない
- 肌が乾燥しやすい
- クーラーが苦手(夏でも冷える)
- 髪にツヤがなく、抜け毛が増える
- 不安感が強く、気分が落ち込みやすい
- 眠りが浅く、夢をよく見る
髪・爪・母乳と「血」の深い関係
東洋医学では、髪は「血余(けつよ)」
——余った血からつくられるものと考えます。
血が不足すると、髪に栄養が届かず、ツヤがなく、弱くなってしまいます。
同じく体の末端にある爪も、血の巡りが悪くなることで、薄く、割れやすくなります。
また、母乳も「血」から生まれるもの。
妊娠・出産・授乳期の女性にとって、血を補うことはとても重要です。
産後の抜け毛や髪のパサつきも、授乳による血の消耗が関係しています。
いつもの習慣が「血」を消耗することも
血を消耗する身近な原因のひとつが、目の使い過ぎ。
就寝直前までのスマートフォンやパソコン、テレビや読書での夜更かしは、知らないうちに血を消耗させます。
また、過労や強いストレスも血を減らす要因。
疲れているときこそ、無理をせず、しっかり休むことが大切です。
次回以降も、女性の不調と深く関わる「血」 について、さらに詳しくお話ししていきます。
血が満ちると、心と体はやさしく整いはじめる。
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